政治

ABEMA NEWS

2025年11月13日 19:00

高市総理の“国会論戦” 識者は「明快にお話しされる方」と一定程度評価も…「政治とカネ問題は従来の自民党と変わらない」と指摘

高市総理の“国会論戦” 識者は「明快にお話しされる方」と一定程度評価も…「政治とカネ問題は従来の自民党と変わらない」と指摘
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 国会では参議院の予算委員会で議員定数の削減などを巡って論戦が行われている。ニュース番組『わたしとニュース』のハレバレンサーを務める選挙ドットコム副編集長の伊藤由佳莉氏が高市早苗総理の国会論戦について分析した。

【映像】高市総理、国会での立ち振る舞い(実際の様子)

 伊藤氏は「就任当初から高市氏の話し方は、きっぱり明快にお話をされる方という印象が強いと思うが、国会論戦でもその辺りが非常に明快に見えた。また、ネット上でも国会論戦は注目が高いトピックの1つで、非常に国民的な関心も集めていると見ている」と述べた。

 また、国民の関心が高いことに関して「元々、高市氏がネット上で人気が高い政治家。政策についても、総裁選からきっぱりと『物価高対策を進めます』とおっしゃっていたので、実際どう進めるのか。少数与党下で連立の組み替えもあったというところで、他党との関係性や自民党内でもどういう立ち位置なのかを皆さん気にされているのだろう」とした。

 答弁については「国会の答弁は見ているとモヤモヤと(話して)、やるのかやらないのかわからないことが多いと思うが、そのわりには結構明快に答えていらっしゃる。中には踏み込みすぎて少し問題視されるようなものも含めて、一定好意的な受け止め方をされているという印象」と語った。

 国会では、高市総理に対して「政治とカネ」の問題や「台湾有事は日本の存立危機事態」の発言をめぐって野党から追及されるシーンもあった。これについて伊藤氏は「この辺りがまさに高市政権の安定性を左右するトピックでもあると思う。特に政治とカネについては、従来の自民党としての主張は変えていないので、そこは国民にどう受け止められるか」との見方を示した。

(『わたしとニュース』より)

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