1
議員定数削減を巡り、議論が大きく動きました。高市早苗総理大臣(64)と日本維新の会の吉村洋文代表(50)が1日に会談し、1年以内に結論が出ない場合は、選挙区も含めて削減すると明記することで合意しました。
「働いて×5」流行語大賞選出
1日に発表された今年の新語・流行語大賞。年間大賞に選ばれたのは、高市総理が自民党初の女性総裁に選ばれた直後に述べた決意の言葉「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」でした。
高市総理
「日本国の国家経営者としては、何としても自分も働いて働いて働いて働いて働いて、国家国民の皆様のために貢献したい。そんな思いがございました」
「日本国の国家経営者としては、何としても自分も働いて働いて働いて働いて働いて、国家国民の皆様のために貢献したい。そんな思いがございました」
この発表の数時間前、高市総理は官邸で維新の吉村代表と会談。維新が連立の「絶対条件」の1つとして求めていた議員定数削減について、党幹部を含めた議論を行いました。
これまで維新は、比例代表で50議席削減することを提案。しかし、自民党からも野党からも比例のみの削減に対しては批判的な声が上がっていました。
小選挙区も25減 比例20減
会談を終えた両党は…。
自民党 鈴木俊一幹事長(72)
「野党の協力も広くもらうということが必要」
「野党の協力も広くもらうということが必要」
吉村代表
「議員定数については1割削減をする。そして、その中身については小選挙区と比例を組み合わせた数にするという方向性を決定しました」
「議員定数については1割削減をする。そして、その中身については小選挙区と比例を組み合わせた数にするという方向性を決定しました」
小選挙区では25議席、比例代表で20議席をそれぞれ減らす方向で法案化を進めることに合意しました。
吉村代表
「小選挙区も比例も1年後、(与野党の協議会で)もし合意がまとまらなければ、定数削減するという法案になる」
「小選挙区も比例も1年後、(与野党の協議会で)もし合意がまとまらなければ、定数削減するという法案になる」
これを受けて野党は…。
立憲民主党 安住淳幹事長(63)
「なぜ1割でなぜ1年のうちにというのは、法案を出す提案をなさった側が我々に説明をしてもらわないといけない問題」
「なぜ1割でなぜ1年のうちにというのは、法案を出す提案をなさった側が我々に説明をしてもらわないといけない問題」
維新との会談後、自民党の役員会を開き、党内での議論を加速するよう指示した高市総理。自民と維新の両党は今週にも、共同で法案を提出する予定です。
(「グッド!モーニング」2025年12月2日放送分より)
広告






