高市早苗総理大臣が14日、自民党の幹部らに衆議院を解散する意向を正式に伝える方向で調整に入ったことが分かりました。選挙に向け、永田町の動きが活発化しています。
各所混乱 バタバタ永田町
13日午前、国会運営を担当する国対委員長の会談が開かれました。
「(Q.維新との委員長会談、何を話した?)あまり情報がないものですから、解散を検討しているということについて、我々具体的な指示は下りていませんので、そこを含めて与党同士連携をしていきましょうと」
「『我々も僕も同じ状況だ』という認識の共有はしております。どういうことなんだという指示もないわけなんで、コメントのしようがないよねということで、梶山さんとも今話をしたところです」
指示も情報もないと嘆いていたのは、与党の国対委員長です。
一方、野党からは批判の声が上がってました。
「(施政方針演説など)政府四演説が行われるという日程が決まるのが通常でありますし、今回というのは過去に全く例のない異常な状態だというふうには思います」
「これからの新しい日本を考える年にいたしてまいります」(去年1月24日 前回の施政方針演説)
通常国会の召集日には、総理が経済や外交などの基本方針を説明する施政方針演説が行われるのが慣例なのですが…。
「(Q.施政方針演説などについても提案はなかった?)はい、施政方針演説含め召集日以降の日程について、私共から提案することはいたしませんでした」
「施政方針演説の日程が提案されない」という異例の事態になっています。
「やはり異常だと思いますね。過去の例を見てもやはり…召集日にじゃあ何をするのかと」
「じゃあ何をするのか」 。
「(Q.総理が通常国会冒頭での衆議院解散を検討しているとの報道が相次いでいますが?)確かにそのような報道が出ていることは承知しておりますけれども、衆議院の解散につきましては、これは『総理の専権事項』でありますから、私の立場からお答えをすることは差し控えさせていただきたいと思います」
果たして解散するのか?しないのか?野党の党首にも緊張が走っていました。
立憲・公明 選挙協力は
「急に先週から『解散風』が吹いてきまして、それぞれの司司(つかさつかさ)で選挙の準備を急いでいただきたいというふうに思います」
公明党との選挙協力を模索している立憲民主党。
公明党の斉藤鉄夫代表はこう話しました。
国民民主党の玉木雄一郎代表は先月、自民党と結んだ「年収の壁」引き上げ合意について、こう述べました。
府知事辞職で同日選挙も
一方、自民党と連立を組む日本維新の会の吉村洋文代表は解散について「連絡はない」と強調しました。
そのうえで、党の悲願についても言及しました。
衆院解散となった場合、府知事を辞職し大阪都構想への再挑戦の是非を問う出直し知事選挙を同日に行う可能性に言及しました。
「解散風」に慌ただしく動き始めたのは、永田町だけではありません。
「掲示板全然足りない」
選挙周りの準備も急ピッチで進んでいます。
高木悠副書記長
「私どもも金曜日の夜のネットニュースで解散の検討されているということを知りまして。翌日、総務省から通知が届きまして、その通知を受けて各所対応について準備を進めているというところ」
岩手県選挙管理委員会では総務省から通知を受け、選挙に向けた準備を進めています。しかし…。
実際に岩手・秋田・青森などで使う1万2000カ所分の選挙掲示板の発注を受けてきた会社では、選挙掲示板を作るのに必要なベニヤ板の確保に奔走していました。
小瀬川弘樹代表取締役社長
「岩手1区はそうだけど、2区3区が8人にもしなったら全然足りないよということだから。ちょっとキャンセルじゃなくて、保険かけておかないと駄目だよ」
「全然足りない、いずれにしても。きのう材料が入る予定だったんですけど、全然ないと。全然足りないと」
確保できたと思っていた材料が3分の1しか手に入らなくなってしまったといいます。短い準備期間で選挙が行われる可能性について…。
そこで注目は、高市総理が解散の正式表明をいつするのか?
注目の一日 語った言葉
渦中の高市総理は13日、地元・奈良市で日韓首脳会談に出席しました。
韓国の李大統領と共に会場に入る高市総理。日韓両国の国旗にそれぞれ一礼。満面の笑みをカメラに向けました。握手をすると、李大統領も笑顔になります。
「日韓関係の戦略的重要性について共通認識のもと、しっかりとお話をすることができました。日韓関係をさらなる高みに発展させる年としていきたいと願っております」
「総理と私がしっかり手を携えて、そして日本の国民の皆様と韓国の国民の皆様が力を合わせることができれば、大韓民国と日本は新たな未来に向けて共に歩んでいくことができると思います」
両国が地域の安定に連携して役割を果たしていくべきだと確認したほか、サプライチェーンなど経済安全保障面での連携強化について協議しました。
そして会談後には、趣味のドラムで李大統領とセッションをしました。
韓国の人気グループ・BTSの「Dynamite」などを演奏したといいます。
しかし、注目された解散についての発言はありませんでした。
(「羽鳥慎一モーニングショー」2026年1月14日放送分より)








