政治

ABEMA TIMES

2026年1月20日 07:00

「組むなら国民民主と思っていた」創価学会関係者が新党結成について語る 激しく対立していた背景、他党からは批判の声も

「組むなら国民民主と思っていた」創価学会関係者が新党結成について語る 激しく対立していた背景、他党からは批判の声も
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 立憲民主党と公明党の新党結成には、他党から様々な反応が出ており、政界取材歴30年以上のベテランジャーナリスト・青山和弘氏も驚いたという。

【映像】立憲と公明が激しく対立していた背景(画像まとめ)

 新党の名前は中道改革連合。立憲の野田佳彦代表は「生活者ファーストの視点で」公明の斉藤鉄夫代表は「中道を結集していく」と意欲を語った。

 1月18日現在で、立憲に所属する衆院議員は148人。公明党は24人。仮に、離脱者のないまま合流が実現すれば新党は172人となり、196人の衆院議員を抱える自民党に肉薄する。自民党の元衆院議員・宮崎謙介氏は「自民にとってマジ脅威だと思います」と指摘する。

 自民重鎮も危機感を感じている他、中堅からは「焼け野原になるかも」との声が。一方でベテラン議員からは「新党に票が入るとは思えない。これまで対立していた立憲にすべての公明票が入るとは思えない」という声も。

 創価学会関係者も取材に「組むなら国民民主と思っていた」と漏らす。両党は長年与党と野党で激しく対立。安保法制について、立憲は反対、見直しとしているが、公明は条件付きで容認。食料品の消費税減税については、立憲は期間限定、公明は恒久的な引き下げを主張。そして支持基盤も異なり、立憲は労働組合、公明は宗教団体。それぞれの支持者たちにとっても、この急転直下の合体をすんなり受け入れられるのかは未知数とされる。

 自民党の麻生太郎副総裁は、記者から「自民党の一部からは公明票が減るのではという心配があるが」と問われ「選挙に弱いやつはいろいろ言うんだよ。選挙に強いやつはそういうことあてにしないで選挙している」と答えた。

 日本維新の会の藤田文武共同代表は「彼らの組み合わせの考え方では、この厳しい安全保障環境は、絶対に乗り切れないと思う」と語った。

 これまで立憲と選挙協力を進めてきた共産党の小池晃書記局長は「一体どういう共通の立場を持つのか。これも注目していきたい」と話した。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「具体的に中道というのは何なんですかね、政策で言うと。そこがよくわかりません」と述べた。

 日本保守党の有本香事務総長は「中道ということがすごく強調されているけど、それは多分、野田代表や斉藤代表が『自分たちが中道だ、真ん中だ』と思っているだけで、世間の人が思っている真ん中かどうか、これはわからない」と指摘した。

 青山氏は「参院選の結果からつながる今回の動きは、本格的な政界再編に向かう可能性がある」と見解。今回の新党結成が、選挙目当ての単なる“選挙互助会”に終わるのか、リベラル勢力の再編につながるのかは、日本政治の行方を左右するとみる。

 ちなみに「中道改革連合」という党名、一部SNSでは「昭和すぎるやん」「暴走族の名前みたい」と、若者の評価はイマイチの様子だ。野田代表68歳、斉藤代表73歳、ともに1993年当選同期、昭和の2人が議員在職33年目にして掲げる「中道」戦略は、昭和のおじさんたちの暴走となるのか、それとも道のど真ん中を安全運転で牽引するのか。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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