政治

ABEMA TIMES

2026年1月25日 13:45

選挙カーに街頭演説…“選挙の騒音” 受験生は迷惑?塾講師「うちの塾では困っている声ない」【衆院選2026】

選挙カーに街頭演説…“選挙の騒音” 受験生は迷惑?塾講師「うちの塾では困っている声ない」【衆院選2026】
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 2月8日に投開票が予定されている衆議院選挙。この日程が、中学・高校・大学の入試が集中する受験シーズンを直撃することから、SNS上では英語リスニングへの影響や受験生の集中力低下を懸念する声が相次いでいる。

【映像】塾講師が考える、選挙の騒音より“深刻な問題”(実際の映像)

 『ABEMA Prime』では、受験と選挙について考えた。

■「うちの塾では困っているという声はない」

愚痴講師

 塾講師として12年以上にわたり子どもたちを指導している愚痴講師は、「うちの塾では困っているという声はない。Xで実際に色々見てみたが、当事者ではない人の方が文句を言っているように感じた」。

 続けて、選挙の騒音よりも深刻な問題があるとし、「選挙なんかよりも、スマホのせいで集中できないとか、SNSが気になっちゃってそっちにばかり気を取られて勉強できないとかの方がよっぽどまずい」と指摘した。

 中学受験塾スタジオキャンパスの矢野耕平氏は「つい1時間前にも6年生の指導をしていたが、『入試会場の近くに選挙カーが来て声が入ってきたらどう思う?』と聞いたところ、ほとんどの生徒は問題ないと答えた。ただ、一部の生徒は絶対嫌だと。外からのノイズに対して耐性のある子もいれば、ない子は本当にない」と個人差があることを説明。

 投開票日の2月8日については、「唯一の日曜日が2月1日。この日は子どもたちの第一志望校が一番集中する。午前に受けて午後に別の学校を受ける子も多く、丸一日受験ということになる。東京の私立大学入試も本格的に始まる時期で、全てが選挙と重なる。子どもたちがたくましく『関係ないよ』と言ってくれることを願っているが、万が一の悪影響があったらフェアではない」との懸念を示した。

■18歳選挙権と受験の重なり

10代の投票率

 18歳選挙権と受験の重なりについて、 愚痴講師は「せっかく18歳から投票できるようになったのに、受験と被ったら行けなくなってしまう。最初の選挙に行けないと、心理的ハードルが上がって次からも行かなくなるのではないか。期日前投票も子どもたちは面倒くさいと思ってしまう。私が初めて選挙に行った時は、厳かな場所というイメージがあったが、実は簡単なんだというハードルを知らないままなのが気になる」と語る。

 総務省によれば、選挙権年齢が引き下げられた初の参議院選挙の調査(18〜20歳に実施)で、投票に行った人の93.7%が今後も行こうと思っているのに対し、行かなかった人の2割は今後も積極的に行こうとは思わないと回答している。

 カルモニー代表・岩澤直美氏は、「今の子たちは選挙の授業をたくさん受けている。せっかく『18歳だから行くぞ』という気持ちが作れるタイミングなのに、受験でいっぱいいっぱいだからと隔離されてしまうのはマイナスだ。ここで隔離を経験すると、将来も『仕事だから』といろいろなことを隔離する理由にするのではないか」と危惧した。

(『ABEMA Prime』より)

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