政治

2026年2月6日 18:30

衆院選の動画“5分以内”が70%超 減税、戦争、未来…各党の「頻出ワード」を分析【衆院選2026】

衆院選の動画“5分以内”が70%超 減税、戦争、未来…各党の「頻出ワード」を分析【衆院選2026】
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衆院選の公示日から2月3日まで、YouTubeに投稿された動画は800本を超え、総視聴回数は1億3000万回に及んだ。また、このうち5分以内の動画が7割ほどを占めている。限られた時間のなか、各政党はどのような言葉を選び、有権者に訴えかけたのか。ANNでは、YouTube の政党公式チャンネルに投稿された5分以内の動画について発言内容を分析した。

(テレビ朝日選挙本部 竹田美月 秋本大輔)

調査概要

【分析対象】
自民党、中道改革連合、日本維新の会、国民民主党、日本共産党、れいわ新選組、参政党、 日本保守党、社会民主党、チームみらいの公式チャンネルに投稿された動画の長さが5分以内の動画
※減税日本・ゆうこく連合は公式チャンネルが確認できなかった。

【分析方法】
動画の文字起こしをプログラムで解析し、頻出ワードを抽出

【期間】
1月27日から2月3日まで

「減税」、「戦争」、「未来」など各党の「頻出ワード」は?

ANNでは各政党が動画でどのような単語を最も発信しているのか、分析した。なお、多くの党が自分たちの党の名前を最も発信していたが、これについては分析対象から除外している。

自民 「未来」が最多 日本の明るい「未来」を強調

自民党の5分以内の動画35本の中で、最も使われたワードは「未来」だった。「挑戦しない国に未来はない」「日本の未来は明るい」といった文脈で多用されていた。また、新ポスターのキャッチコピーにある「列島」が上位にあがった。

中道 「生活者」が最多 「生活者ファースト」の政策訴え

5分以内の動画77本のうち、最も使われたワードは「生活者」だった。「生活者ファースト」として食料品の消費税0%など政策を訴えていた。また「返済」という言葉も多用されたが、これは「若い人たち」を念頭に奨学金減税などを発信していた。

維新 「自民党」が最多 「維新」よりも「自民党」が頻出

5分以内の動画176本のうち、最も使われたワードは「自民党」で、「維新」を上回った。自民党だけでは実現しなかった政策を進める「アクセル役」としての立場を主張する発信が多かった。その他、「高市」や社会保障に関する「改革」といったワードが上位に並んだ。

国民 「現役世代」が最多 現役の「手取り増」を強調

5分以内の動画42本の中で、最も使われたワードは「現役世代」だった。社会保険料の削減など現役世代の「負担削減」を発信した。この他、「減税」「手取り」などのワードが多く発信された。

共産 「消費税」最多 「消費税廃止目指し5%に減税」を訴え

5分以内の動画82本の中で、最も使われたワードは「消費税」だった。「消費税廃止を目指し、直ちに5%に減税」など訴えた。他にも「大企業」などのワードが上位に並び、「大企業」の内部留保に税金をかけることなどを発信していた。

れいわ 「消費税」の発信最多 消費税廃止を強く訴え

5分以内の動画94本の中で、最も使われたワードは「消費税」だった。内容では「消費税廃止」の訴えが中心だった。その他の上位ワードも「減税」などが並び、消費税に関する発信が最も多かった。

参政 「お金」が最多 予算の使い方や教育支援へ言及

5分以内の動画33本の中で、最も使われたワードは「お金」だった。「国民が使えるお金を増やす」「日本国内のお金が流れるところに予算を使う」などの文脈で使われていた。また上位には「子ども」「大学」など、教育に関連するワードも目立った。

保守 「移民」最多 受け入れ反対の文脈で

5分以内の動画6本の中で、最も使われたワードは「移民」だった。これは「移民はもういらん」など移民の受け入れに反対する意味で使われていた。この他にも「労働者」「多文化共生」など外国人政策に関連するワードが目立った。

社民 「戦争」が最多 選挙の争点として「戦争反対」を訴える

5分以内の動画9本の中で、最も使われたワードは「戦争」だった。これは今回の選挙の争点の一つとして「戦争できる国にするかしないか」とするなど、戦争に反対する文脈で使われていた。他には、「暮らし」や「高市」などのワードが多く発信された。

みらい 「未来」が最多 新しい風として「日本の未来を作る」

5分以内の動画12本の中で、最も使われたワードは「未来」だった。「日本の未来を作る」などの文脈で使われた。それ以外に多く発信されたワードでは「マニフェスト」や「評価」などが入った。

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