ニュース番組『ABEMA Morning』では、衆議院選挙までの期間、投票前に役立つ情報をお届け。今回は、投票所に行く前に知っておきたいルールについてを紹介。
■投票所“一番乗り”だけが体験できる特別な役目
実は、投票所に一番乗りした人には、その日だけの特別な役目がある。「ゼロ票確認」という大切な仕事。
最初に投票する人は、投票前に「投票箱が空であること」を管理者と一緒に確認する。これは「ゼロ票確認」とも呼ばれ、公職選挙法(施行令第34条)に基づいた、不正がないことを確認するための非常に重要なプロセスだ。
■投票用紙の撮影・SNS投稿はNG!
「投票した記念に!」と、記入した投票用紙をスマホで撮影してSNSにアップしたくなるかもしれないが、これは多くの投票所ではNG行為。
秘密投票の原則(憲法第15条)で、誰が誰に投票したかの秘密は保証されなければならない。撮影を認めると他人の秘密を侵す可能性があることに加え、「指示通りに投票したか」を証拠写真で確認させるといった、投票の強要につながる恐れがあるためだ。また、シャッター音や撮影行為が、他の有権者の迷惑になったり、投票所の平穏を乱したりする可能性があるため、多くの自治体で禁止されている。
さらに、投票日当日に「この候補者に投票したよ!」とSNSで発信することは、「選挙運動」とみなされる場合がある。投開票日の選挙運動は法律で禁じられているため、無意識に違反してしまうリスクがある。
■「応援メッセージ」や「自分の名前」は書かないで
応援する候補者への熱い思いから、用紙の余白に「がんばれ!」「応援しています!」と書き添えたくなるかもしれないが、これはNG。
投票用紙に候補者の名前(または政党名)以外のことを書くと、「他事記載」とみなされ、その一票が無効になってしまう可能性が高い。また、「自分の名前」を書いても無効になる。一票を確実に届けるには、指定された名前だけをシンプルに書くのが鉄則だ。
■衆院選の「比例代表」は、参院選とルールが違う!
衆議院選挙の比例代表では、書き方が決まっている。書ける内容は「政党名」のみ。衆院選の比例代表で個人の候補者名を書くと無効になる。前回の参院選と混同しやすいポイントなので、十分にご注意を。
■子どもと一緒に投票所に入れる?
「子どもを置いて投票に行けない…」という子育て世代の方、ご安心を。現在は法律が改正され、18歳未満の子どもであれば一緒に投票所に入ることが可能。
これは、子どもに親の投票する姿を見せることで選挙を身近に感じてもらい、未来の有権者を育てるという意図があるんだそうだ。子どもが投票用紙に記入したり触ったりしない、などルールには注意しながら、親子そろって投票所に出かけてみてはいかがだろうか。
(『ABEMA Morning』より)