政治

ABEMA TIMES

2026年2月10日 11:45

自民党の大勝を招いた中道改革連合の“歴史的大敗”はなぜ起きた「嫌われの元気玉」「野党第一党としてあるべき姿を失った」

自民党の大勝を招いた中道改革連合の“歴史的大敗”はなぜ起きた「嫌われの元気玉」「野党第一党としてあるべき姿を失った」
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 衆議院選挙の投開票が8日に行われ、自民党は単独で3分の2を超える316議席を獲得し、衆議院史上最多となった。一方、野党第一党の立憲民主党と公明党で結成した中道改革連合は、大きく議席を減らして49議席となった。自民党が増やした数、中道改革連合が減らした数は、偶然にも同じ118議席。自民党の大勝を招くことになった中道改革連合の“歴史的大敗”はなぜ起きたのか。「ABEMA Prime」の選挙特番では、この敗因を出演者たちが議論した。

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 元NHK解説委員の増田剛氏は、立憲民主党と公明党が電撃的に合流、新党を立ち上げたことが裏目に出たと解説する。「今回、公明党支持の票は結構入っている。むしろ立憲民主党を支持してきた人の土台が崩れた。脱原発や安保法制違憲など、左派的な価値観を大事にしていたコアな立憲民主党の支持層が、公明党とくっついて左から真ん中に行ったことに同意してしまった。また、反自民的な無党派層でも、それまでは立憲民主党が一応その野党第一党として自民党とある種、別の価値観で対決する格好でいたのが、与党だった公明党とくっついて、野党第一党としてのあるべき姿を失ってしまったと非常に不安に思い、ごそっと抜けてしまった」。

 実業家の岸谷蘭丸氏は、新党ながらイメージの悪さを指摘する。「最初から思っていたが嫌われすぎていた。立憲が嫌われて公明も嫌われた。1足す1ではなく、−1足す−1で−2になった。嫌われの元気玉みたいになっちゃった。大丈夫かなと思っていたが、無党派層が本当に入れなくなった」。

 今回の選挙は、「高市総理は総理としてふさわしい」「自維連立の信を問う」とし、与党で過半数に達しなければ総理の職を辞すると始まったが、高市人気がそのまま自民党支持につながる一方、むしろ立憲民主党と公明党が一緒になったことの是非に目が向いたことに指摘。増田氏は「選挙戦の後半は中道改革連合、立憲民主党と公明党が合流したことに対する是非が争点になっていた。拒否する無党派層や若者は、そもそも高齢者頼りで落ち目の政党が合流したような形に、NOを突きつけた。多少いた反自民の無党派層が失望して逃げてしまった」。 (「ABEMA Prime」より)

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