政治

ABEMA TIMES

2026年2月10日 12:30

「ふざけるな、自分たちの党を大事にしろ」泉健太氏、中道改革連合の“大惨敗”に「事実上、焼け野原の状態」 代表選への出馬は「まだ決めていない」

「ふざけるな、自分たちの党を大事にしろ」泉健太氏、中道改革連合の“大惨敗”に「事実上、焼け野原の状態」 代表選への出馬は「まだ決めていない」
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 8日、投開票が行われた衆院選。自民党は、公示前の198議席から結党以来、最多の議席となる316議席を獲得し、大勝。そして、参政党は公示前の2議席から15議席、チームみらいはゼロから11議席へと議席を伸ばした。一方、大幅に議席を減らしたのは中道改革連合。167議席から7割減らす49議席にとどまる結果となった。

【映像】泉氏「大間違いだ、バカヤロウ!」中道を激しく批判する瞬間

 内訳を見ると、中道の比例代表では、公明党出身の28人全員が当選。立憲民主党出身は結党直前の148議席から100議席以上減らし、大惨敗。事実上、立憲のみが議席を減らした形に…。この結果を受けて、9日、野田共同代表と斉藤共同代表は辞任を表明した。

 ABEMA Primeでは、京都3区で当選した元立憲民主党代表、中道改革連合の泉健太氏が、今回の選挙戦を振り返り、今後についてを語った。

■「事実上、焼け野原の状態」

当選議員

 今回の結果について、泉氏は「大惨敗だ。地滑り的敗北と言っていいのではないか」と語る。その上で、「中道が結党されてから起きた現象ではなく、その前の立憲民主党、公明党、国会などの積み重ねがこの結果になっている。高市政権の誕生以降もその流れは進行していたので、中道が結党されたことの評価がこの全てではない」との見解を示した。

 解党という選択肢については、「僕が今役員ではないので、できるわけではないが、事実上、更地の状態だ。仲間内では『焼け野原』と言われている。そこからの再スタートになる」と語る。

 また、自身が中心となって再建する可能性については、「中道をばらけさせて、1から始める選択はあるのかもしれないが、新しい政党を作ったばかりだ。作った相手との話し合いなしに一方的に席を立つのは、政治的に信頼を置ける行動とは言えず、非礼ではないか」と慎重な姿勢を見せた。

 中道改革連合は、11日に議員総会、12日に代表選告示、13日に代表選出という過密なスケジュールを予定している。自身の出馬については「まだ決めていない。告示から次の代表選出までが非常に短期間で、本当にバタバタしているというのが正直なところだ」と述べた。

■「自民党が良くも悪くもすごいという前提」

 泉氏は、自身の政治家としての信念について「自民党が良くも悪くもすごいという前提に立ちつつ、政権交代のある政治を作りたい。日本の民主主義のためにあえて対抗できる勢力を作りたい」と強調した。

 地元からは「自民党に入ったらどうか」という声も多く寄せられるというが、「今はまず、中道の中でやれることを模索している。みんなが自民党に行き、失敗すれば国会は成り立たなくなる。僕は国会を機能させたいし、チームAとBがある状態を作りたい」。

 立憲民主党と公明党が合流して「中道」となった経緯については、「選挙に流れ込むタイミングでは、党の代表が決めたことに従わざるを得ない組織論がある。野田代表は、支持率が上がらない中で起死回生の一発を模索していたのだろう」と分析。さらに、自身の代表時代を振り返り「僕は立憲民主党が他党に頼らず、独自に力をつけることが大事だと思ってやってきたので、そういう手段は取らなかった」と明かした。

■「自分たちの党を大事にしろと言いたい」

 野党の合流のあり方については、厳しい言葉を投げかけた。「先輩方が、自力でやることを途中で捨てて、どこかとくっつけば何とかなるという発想を繰り返してきたのは大間違いだ。『ふざけるな、自分たちの党を大事にしろ』と言いたい。トップはあらゆる事態を想定し、二の手、三の手を用意しておくべきだが、今回の中道は選挙において勢いを持てなかった」と批判した。

 今後の党運営については、「代表に出るかどうかは別にして、運営には関わらなければいけないと思っているし、逃げるつもりはない。まずはこれまで交渉してきた人たちに、比例の名簿なども含め、どういう経緯で話が決まったのかを聞くのが第一だ」とした。

 最後に、小川淳也氏や重徳和彦氏らと意見交換をしたことを明かし、「今後のこの党をちゃんと育てていこう、みんなで協力していこうという話をしている。そういうメンバーの中から、党をしっかりリードしていく人間を出したい」との決意を語った。

(『ABEMA Prime』より)

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