政治

グッド!モーニング

2026年3月31日 11:32

新年度予算の年度内成立断念 高市総理“強行突破”ならず 自民党内から不満の声

新年度予算の年度内成立断念 高市総理“強行突破”ならず 自民党内から不満の声
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 新年度を前に、つなぎとなる暫定予算が30日に成立しました。当初予算の年度内成立が断念に追い込まれ、高市早苗総理大臣に自民党内からも不満の声が上がっています。

11年ぶり暫定予算成立

 来年度予算案の年度内成立は時間切れとなりました。

立憲民主党 石垣のりこ議員
「本予算の年度内成立はもう諦められたんでしょうか」
高市総理
「非常に難しい状況にあると承知をいたしております」

 30日午前中、野党に対し断念を伝えた参議院自民党。その後。

「賛成の方の起立を願います。多数と認めます。よって令和8年(2026)年度暫定予算案三案は、多数をもって、原案通り可決」

 来月11日に来年度予算案が自然成立するまでの「つなぎ」となる暫定予算案が、賛成多数で可決、成立しました。暫定予算の成立は、第2次安倍内閣の2015年以来、11年ぶりです。

総額8兆5641億円の内訳
総額8兆5641億円の内訳

 総額8兆5641億円の内訳は、地方交付税交付金などが5兆1028億円、年金や生活保護などの社会保障関係費が2兆7565億円、4月からの高校授業料無償化に必要な費用などが計上されています。

高市早苗総理大臣
高市早苗総理大臣
高市総理
「本予算の成立が遅れたことについて、大変残念ではございますが、提出させていただいた暫定予算と年度内成立が必要な予算関連法案の年度内成立に全力を尽くしてまいります」
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自民党内からも不満の声

 総選挙で圧勝した「数の力」で衆議院の審議は乗り切りましたが、「少数与党」の状況が続く参議院では、野党側の要求を受け入れざるを得なくなりました。

 当初から厳しいと指摘されていた審議日程を強行突破しようとした高市総理に対し、参議院の自民党幹部からは不満の声も上がっています。

自民党幹部からは不満の声も
自民党幹部からは不満の声も
「衆議院と違って、こっちは少数与党のままなんだから、総理はそこを理解してほしい」
「ここで無理をしない方がいい。予算の後にも閣法(内閣提出法案)がたくさんある。この参議院の状況は6年間変わらないんですよ」
日本保守党を巻き込む多数派工作継続
日本保守党を巻き込む多数派工作継続

 衆議院選挙で大勝して以降、高市総理にとって、初めてのつまずきとなった予算の年度内成立断念。参議院では与党が過半数に4人足りない状況ですが、日本保守党の協力をとりつけるなど多数派工作を続けています。

(2026年3月31日放送分より)

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