Xのアカウントの名前は「中村りほ@立憲民主党」と書かれています。街頭に立って政治活動をしているという画像も使用されていますが、実はすべてAIで作成されたもので写真の女性も実在しません。あたかも実在するかのように女性になりすましてXへの投稿を続けていたのは、立憲民主党の男性党員でした。
AIで架空女性になりすまし
先月13日に成立した、改正公職選挙法。インターネットなどで、AIを利用して作成・改変した画像などを掲載する場合、AI利用の旨を表示することが義務付けられます。
採決では、れいわ新選組を除く与野党が賛成。参院では立憲民主党も賛成していました。
政治のAI利用のあり方に関心が向けられ、議論が高まるなか、こんな騒動が…。
「中村りほ公式。性暴力から妊娠、出産。経験を生かし女性が安心して暮らせる社会を目指します」
このXのアカウント「中村りほ@立憲民主党」が今、物議を醸しています。画像を見ると、街頭でのぼりを立て、赤ちゃんを背負いながら政治活動をしている女性が映し出されています。
最新の投稿は、終戦記念日の今月15日でした。実は、この「中村りほ」は実在しない、AIで作られた架空の人物だというのです。
Xの書き込みでは、この架空の「中村りほ」なる女性が、立憲民主党の党員を名乗り、さも政治活動をしているかのように捏造(ねつぞう)された情報が投稿されています。
「泣いてなんかいられない。2年後。父が現大臣を39票差まで追い詰め、開票速報で2度負けを覚悟させたフィールドで挑戦します」
「5月2日午前2時30分、3620グラムの女の子を出産しました」
実在しない女性の人生や家族、政治活動の物語が、実際の体験のように発信されているのです。
党も苦言「民主主義ゆがめる」
番組は、この「中村りほ」になりすまして投稿していた人物に接触することができました。
「私がAIで作りました。浅はかでした。反省しています」
なりすましていた人物は、栃木県の立憲民主党の男性党員で、「中村りほ」という架空の党員をAIで作成したことを認めました。女性党員になりすましていた理由をこう話します。
今回の騒動を受け、立憲民主党の田名部匡代幹事長は次のように述べました。
立憲民主党は番組の取材に対し、次のようにコメントしました。
立憲民主党の実在する党員が行っていたことへの対応については…。
現在、「中村りほ」のXアカウントは凍結されています。
(2026年8月22日放送分より)







