政治

グッド!モーニング

2026年8月24日 12:41

「多国籍モーニング」ピンチ 外国人政策厳格化で飲食店の先行きに不安

「多国籍モーニング」ピンチ 外国人政策厳格化で飲食店の先行きに不安
広告
2

 政府は今月に入り、外国人が日本に永住する許可を得る要件を厳しくするなど、外国人政策の厳格化の方針を進めています。日本に根付いた食文化にも変化は訪れるのでしょうか。

「多国籍モーニング」ピンチ

 名古屋の文化として知られる「モーニング」。外国人労働者の数が東京に次いで多い愛知県では、このモーニングにも多国籍化の波が広がっています。

 名古屋市にあるインドカレー店では、午前7時からさまざまなモーニングが楽しめます。

1番人気はナンとカレーのセット
1番人気はナンとカレーのセット

 1番人気はナンとカレーのセット。ゆで卵やスープなども付いて480円です。

客(フィリピン出身)
「おいしい。おいしいし、安いし」
地域の人たちが集う交流の場にも
地域の人たちが集う交流の場にも

 そんなお得なモーニングは、朝食を楽しむだけでなく、地域の人たちが集う交流の場にもなっています。


「今3人ですけど、7人ぐらい集まるもんね。7人か8人か」
「もう会わないと寂しい」
「たまり場ですね」
インド料理店 SATHI 店長 スベディさん(41)
インド料理店 SATHI 店長 スベディさん(41)

 外国の食文化が地域に溶け込み、人とのつながりが生まれる一方で、ネパール出身の店長は日本の外国人政策の行方に不安を募らせています。

インド料理店 SATHI 店長
スベディさん(41)

「大体5年前と今を見ると、在留(資格手数料)も結構高い。ビジネスマネージャービザ(経営・管理ビザ)に厳しい。普通の店とか、小さい店の方が今がすごい大変になる。どうしても小さい店とか、2〜3人ぐらいでやってる店が潰れるかもしれないですね」
広告

永住許可の取得要件厳しく

高市早苗総理大臣
「外国人との秩序ある共生社会の実現に向けて」(去年11月)

 高市政権発足後から、力を入れてきた外国人政策。4月には日本国籍を取得する帰化の審査要件を厳しくし、必要な在留期間を「5年以上」から「原則10年以上」に延長しました。

高市早苗総理大臣
高市早苗総理大臣

 また、10月からは永住許可を得るのに必要な手数料を現行の「1万円」から「20万円」に引き上げる方針です。

 さらに今月、永住許可の取得要件を厳しくする改定が示されました。

外国人の最近の変更点
外国人の最近の変更点

 現在は「独立の生計を営める資産や技能をもつこと」などが要件とされていますが、新たな案では「日本人世帯の平均を超える年収水準」や「将来の年金受給見込み額が厚生年金に30年間加入していた場合に相当する水準に達しているか」などを求めます。

 外国人政策の厳格化を進める高市政権。日本の人口が減少する中、外国人の「日本離れ」を懸念する声も上がっています。

(2026年8月24日放送分より)

広告