結党8カ月で解体が決まった「中道改革連合」。立憲民主党出身者21人と公明党出身者28人の計49人で構成されていたが、今後、公明出身者は公明党に戻り、立憲出身者は新党を作る見通しだ。ただし、中道には残務処理として議員1人を残し、党そのものは存続させるという。
当事者はいま、何を感じているのか。『ABEMA Prime』では、中道所属の衆院議員で、元立憲代表の泉健太氏を招き、党の解体と新党の行方について考えた。
■「1人を残す」党内にも異論が

新党への参加について、泉氏は「党名や綱領、会派をどうしていくかは、まだ議論の途中だ。今は党を作る段階であり、最終的に立憲系21人のメンバーに意思確認もする。まだ、参加するかしないかは決めていない」と述べた。
新党は公明出身者は加わらず、立憲出身者が中心になる見通しだ。「本当は(参院と地方議員が残る)立憲にも合流してほしかった。しかし合流しないとなり、中道のプロジェクトを大幅に後退させなければいけなくなった」と経緯を語る。
中道に1人残す判断については「分かりにくいが、『全面撤退じゃない』という意味だ」と説明する。「『なぜ1人残るんだ』と、党内からもずいぶん意見が出た。『せめて年末まで全員所属して、ちゃんと責任を果たすべきじゃないか』という話もあった」。
残す理由については「小川淳也代表が『新しい形態』と言い、統一会派を組むことが決まっている。同じ会派で同じ考え方で戦うと決め、次の選挙でどう連携していくかを考えている」と説明する。
■「『まだやるぞ』という構え」

新党結成の一方で、中道は残すという方針について、コメンテーターからは「また一緒に戦うと言っているのに、いま別れるのはどうしてか」といった疑問が飛ぶ。
これには「本当に世の中的には申し訳ないことだし、想定していた党の姿ではない」と率直に語る。その上で、「『解体』ではなく、火種を残しながらも、かなり退却した状態だ」と、現状を説明した。「中道のプロジェクトを全部辞めるという決断ではなない。『まだやるぞ』という構えだが、かなり撤退をした状態だ」。
そして支持者に対しては「投票してくださった皆さんに、中道が今のような状態であることはお詫びをしなければいけない。多くの国民も、今の中道には、まだ全く共感も理解もないと思う。これからも仲間たちと、説明を果たしていきたい」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)