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高市総理は16日、自民党の役員人事を行います。麻生副総裁や鈴木幹事長ら多くの役員が留任する中、“参議院のドン”石井参議院幹事長は交代させる方針です。何があったのでしょうか。
“骨格維持”も…自民党役員人事
15日の自民党役員会。高市総理大臣は党の役員らに、これまでの感謝を伝えるとともに、こう話したといいます。
高市早苗総理大臣
「政策を政府・自民党の総力を挙げて強力に実行していくため、16日に党人事を、17日に閣僚人事を行う」
「政策を政府・自民党の総力を挙げて強力に実行していくため、16日に党人事を、17日に閣僚人事を行う」
今のところ、党人事・内閣改造ともに、現在の骨格を維持したものとなる見通しです。しかし、交代となるポストからは、総理の問題意識が透けて見えてきます。石井準一参議院幹事長は松山参院会長から、再任しない考えを伝えられたことが分かりました。石井氏は4月、自民党の参院議員の約半数が所属する『参議院クラブ』を立ち上げ、“参院のドン”として存在感を強めています。
その石井氏と高市総理との間に指摘される溝。衆議院の突然の解散・総選挙によって、2026年度の予算審議は、例年より1カ月遅れで始まりました。
高市早苗総理大臣
「年度内の成立を目指してまいりたい」
「年度内の成立を目指してまいりたい」
政府・与党はあくまで年度内成立にこだわり、衆議院での審議を急ぎましたが、野党が多数を占める参議院ではそうも行かず。
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自民党 石井準一参院幹事長
「野党側の意向を聞きながら謙虚に丁寧に、熟議の参議院らしい質疑がどのように行われるのかも含めて、与野党間の協議を進めていただければ」
「野党側の意向を聞きながら謙虚に丁寧に、熟議の参議院らしい質疑がどのように行われるのかも含めて、与野党間の協議を進めていただければ」
野党にも顔が広い石井氏が日程を調整。結果、成立は4月にずれ込むこととなりました。
政治部官邸キャップ 千々岩森生
「高市総理の周辺からは今年に入って『総理は石井幹事長を良く思ってない』という声が何度も聞こえていました。3月、予算の年度内成立がかなわなかった時『なぜできないのか』と、参院を切り盛りする石井幹事長に不信感を抱いた。もともとは総理が1月に解散・総選挙に打って出た時点で年度内成立は無理筋でしたが、とはいえ側近の1人は『あの時から総理と石井幹事長との確執は深刻だった』と振り返ります。さらに4月に石井幹事長がグループを立ち上げた時も、官邸からは『反高市ではないか』と不快感が漏れました」
「高市総理の周辺からは今年に入って『総理は石井幹事長を良く思ってない』という声が何度も聞こえていました。3月、予算の年度内成立がかなわなかった時『なぜできないのか』と、参院を切り盛りする石井幹事長に不信感を抱いた。もともとは総理が1月に解散・総選挙に打って出た時点で年度内成立は無理筋でしたが、とはいえ側近の1人は『あの時から総理と石井幹事長との確執は深刻だった』と振り返ります。さらに4月に石井幹事長がグループを立ち上げた時も、官邸からは『反高市ではないか』と不快感が漏れました」
後任には、石破政権で官房副長官を務めた、青木参院議運委員長が充てられる方針です。
「全面戦争だ」臨時国会に暗雲
石井氏のグループからは早速、今後の政権運営に緊張感が走りかねない、こんな言葉が漏れています。
『参議院クラブ』に所属する議員
「やれるもんならやってみろ。全面戦争だ」
「やれるもんならやってみろ。全面戦争だ」
政治部官邸キャップ 千々岩森生
「高市総理に近い議員は『ただでさえ少数与党の参院に、石井氏という野党ができた感覚』と懸念を示しています。参院へのコントロールを強めることで、高市総理が思い描く国会運営が実現するのか。かえって反発を招いて、難しい少数与党の参院の運営がさらに難しくなるのか。まもなく始まる臨時国会で答えが見えてくることになります」
「高市総理に近い議員は『ただでさえ少数与党の参院に、石井氏という野党ができた感覚』と懸念を示しています。参院へのコントロールを強めることで、高市総理が思い描く国会運営が実現するのか。かえって反発を招いて、難しい少数与党の参院の運営がさらに難しくなるのか。まもなく始まる臨時国会で答えが見えてくることになります」
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