日本の高校生63%「憲法9条変えないほうが良い」[2013/04/19 15:16]

 日本高等学校教職員組合が、全国の高校生ら約1万2500人を対象に憲法に関する意識調査を行い、「高校生は憲法9条を生かした平和な社会を求めている」などとした調査結果を発表しました。

 調査結果では、戦争の放棄などを記した憲法9条について、63%の生徒が「変えないほうが良い」と回答していて、43%だった2004年から継続して増加傾向でした。一方、「変えるほうが良い」とした生徒も14.4%と、前回の2008年度調査の11.5%から増えていて、理由としては「中国や北朝鮮などの脅威に対抗するため」などの理由が目立ったということです。また、「自衛隊が憲法9条に違反していると思うか」という問いについては、「違反していない」とした答えが45.1%と、「違反している」と答えた12.4%を大きく上回りました。理由としては「自衛隊は防衛のための組織であり、戦力にはあたらない」としたものが最も多く59.2%、続いて「災害などで救援組織としての規定が自衛隊法にあるから」としたものが40.2%と、東日本大震災で自衛隊が救助活動などにあたったことを理由とするものが目立ったということです。