元従軍慰安婦韓国人女性が橋下代表との面会拒否[2013/05/24 11:49]

 大阪市の橋下市長と24日に面会する予定だった元従軍慰安婦の韓国人女性2人が急きょ、面会しないことを決めました。女性側は理由について、「橋下市長のパフォーマンスに使われたくない」と述べています。

 午前8時すぎ、元慰安婦の女性たちを支援する団体から、大阪市役所の秘書課に「きょうの面会を中止したい」と申し入れがありました。
 元慰安婦女性の支援団体:「橋下市長の仕組まれた謝罪パフォーマンスやシナリオに合わすことはできない。会う価値も理由もないと判断」
 支援団体らは会見に先立ち、発言の撤回と謝罪、それに市長の辞職を求める5000人余りの抗議署名を市に提出。市役所の外で開かれた抗議集会では、市長と面会予定だった元慰安婦の金福童(キム・ポットン)さんらの抗議声明が代読されました。金さんらは、去年秋の「強制連行の確証はない」という橋下市長の発言に抗議するため、先月末に面会を申し入れていました。しかし、その後、橋下市長の連日の発言によって「非常に強い嫌悪感を抱いた」として、23日夜遅く、金さんや関係者らが話し合った結果、面会を取りやめることを決めたということです。

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