立川断層の“誤認”で文科省「第三者チェックを」[2013/06/07 21:29]

 東京大学地震研究所が立川断層の調査で人工物を新たな断層と誤って公表した問題で、文部科学省は今後、公表の前に第三者のチェックを義務付けるなどとした調査結果をまとめました。

 立川断層の調査を巡っては2月、東大地震研は、これまで知られていない方向に動いた可能性のある新たな断層が見つかったと公表しました。その後、外部の指摘を受けて改めて調べたところ、以前に存在した自動車工場のコンクリートの柱のようなものを断層と勘違いしたことが分かりました。この問題を受けて文科省がまとめた調査結果では、間違いを生んだ理由として、当初、予定されていなかった一般公開の対応に追われ、発表まで十分な検討がなされなかったことや工場の跡地という特殊な現場にもかかわらず、研究チームに建築学や土木の専門家が含まれていなかったことなどが挙げられました。文科省は今後、人工物が過去に建っていた現場での調査委託の際は、建築学などの専門家をチームに加えることや、調査結果の公表前に第三者からのチェックを義務化することなどを決めました。

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