“世田谷ナンバー”導入決定…反対住民が提訴も[2013/08/02 11:50]

 来年度から新たに7都県の10地域で「ご当地ナンバー」の導入が決まりました。導入反対の提訴も起きている東京の「世田谷」も認められました。

 ご当地ナンバーは、地域の振興などを目的に、すでに「富士山」ナンバーなど19の地域で認められています。来年度から新たに導入が決まったのは、東京都の「世田谷」や岩手県の「平泉」、鹿児島県の「奄美」など7都県の10地域です。世田谷ナンバーを巡っては、導入反対の住民から「導入されると世田谷に住んでいると特定され、プライバシーが侵害される」として国が承認しないことを求める訴訟が起こされています。一方、奈良県の橿原市などは「飛鳥」ナンバーの導入を求めていましたが、地域内の登録自動車台数が10万台を超えるという条件を満たさない点などから、今回、申請したなかで唯一、認められませんでした。

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