米軍ヘリが沖縄の海兵隊訓練場に墜落 1人不明[2013/08/06 05:50]

 5日、アメリカ空軍所属のヘリコプターが、沖縄県宜野座村のアメリカ海兵隊基地「キャンプハンセン」の山の中に墜落しました。

 アメリカ軍によりますと、墜落したのは嘉手納基地所属のHH60戦闘捜索救難ヘリコプターです。午後4時すぎ、宜野座村の住民から「山の中から煙が上がっている」との通報がありました。現場は、アメリカ海兵隊の訓練場となっているキャンプハンセンの施設内の山中で、防衛省によりますと、乗っていたアメリカ兵3人がけが、1人の行方が分からなくなっていて、アメリカ軍では6日朝からこの1人の捜索を続けるとしています。沖縄県は6日、事故現場に担当職員を派遣し、状況を視察するほか、宜野座村の村長らが沖縄防衛局を訪ねて抗議する予定です。
 一方、アメリカ国務省は、今後のオスプレイ配備や普天間基地移設問題などへの影響について、在日アメリカ軍に聞いてほしいとコメントを避け、「日米関係は強く、今後もその強い関係が続く」と強調するにとどまりました。

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