マイカー規制など影響か…富士登山者1万4000人減少[2013/09/02 13:56]

 世界遺産に認定された富士山の山梨県側で、今年の夏の登山者が去年より約1万4000人減ったことが分かりました。

 富士吉田市によりますと、7月1日から先月31日までの間の山梨県側からの登山者数は23万人余りで、去年より約1万4000人減りました。これは、5合目までの有料道路で過去最も長い31日間実施されたマイカー規制や、睡眠を取らずに山頂を目指すいわゆる弾丸登山の減少などが要因とみられています。また、8合目の救護所で高山病などによって応急手当てを受けた人の数も、去年より36人減って384人となりました。今年、試験的に実施した入山料の徴収は、来年以降、本格的な導入が検討されています。

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