「暴力から選手を守る」 文科省相談窓口を設置へ[2013/09/02 14:12]

 女子柔道などスポーツ界の暴力問題を受け、文部科学省が新たに選手からの相談窓口となり、事実関係の調査を行う第三者委員会発足のための有識者会議を立ち上げました。

 友添秀則座長:「暴力からアスリートを守るのが最優先の課題。そのための制度とシステムの確立は、本当に喫緊の課題だと思っている」
 有識者会議は、400メートルハードルの日本記録保持者・為末大さんや競泳のオリンピック銅メダリスト・中村礼子さんら、元トップアスリートを含むスポーツ関係者14人で構成されています。2日の初会合では、第三者委員会の対象を当面の間、日本オリンピック委員会の強化指定選手とすることや、相談員として弁護士や臨床心理士を配置することなどについて、大枠で合意がなされました。有識者会議は、12月中をめどに議論をまとめ、第三者委員会の運用を始めたいとしています。

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