一部の部品を点検せず…LCC2社に厳重注意 国交省[2013/10/10 00:07]

 国土交通省は、国内のLCC=格安航空会社2社に対し、就航以来、必要とされる一部の部品の点検を一度も行っていなかったとして、厳重注意をしました。

 厳重注意を受けたのは、ジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパンの2社です。2社は、エアバス320型機で、機体を安定させる役割の「水平尾翼」の部品の目視点検をこれまで一度も行っていませんでした。また、この点検項目を必要なものと認識せず、国による指摘を受けて知ったということです。2社は、すでに点検を終えているため、今後の運航に影響はないとしていますが、国交省は「安全確保の観点から重大な問題」としていて、原因究明と再発防止策の取りまとめを求めています。

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