LED照明“詐欺”で家宅捜索 電通子会社が被害[2013/11/08 11:55]

 LED照明の取引を巡り、広告会社最大手「電通」の子会社から現金をだまし取ったとして、警視庁は、都内の照明機器関連会社などの家宅捜索に乗り出しました。

 捜索は8日午前9時ごろから、東京・中央区の照明機器関連会社「ワールド・ワイド・エンジニアリング」など関係先数十カ所で行われています。関係者によりますと、LED照明を扱っていた「電通ワークス」は、ワールド社などの取引先に総額100億円を超えるLED照明を発注し、事前に代金を振り込んでいました。しかし、約60億円分が納入されなかったため、詐欺の疑いで警視庁に相談していました。警視庁は、取引の一部が架空だった可能性があるとみて、押収した資料を分析し、調べを進める方針です。

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