心肺停止の男性を救助 会社員の男性に消防総監賞[2013/11/18 08:00]

 東京のJR東小金井駅近くで、出勤途中に突然倒れ、心肺停止状態になった54歳の男性に心臓マッサージをするなど救助活動をしたとして、会社員の男性に消防総監賞が贈られました。

 会社員の寺岡正史さん(33)は17日、小金井消防署で感謝状を贈呈されました。寺岡さんは8日午前6時半ごろ、JR東小金井駅近くで、出勤途中に倒れた54歳の男性を見つけ、消防に通報したうえで、状況を説明しながら心臓マッサージをしました。男性は一時、心肺停止状態でしたが、意識が戻り、回復に向かっています。
 寺岡正史さん:「(今年、近所に)消防隊が来て講習する機会があり、家族で参加して」「(Q.実際に心臓マッサージを生かしたのは初めて?)はい」
 東京消防庁によりますと、救命講習は去年、都内で約9000回開かれていて、実際に心臓マッサージが実施された件数は2600件余りに上っています。

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