参院選「1票の格差」岡山で初の無効判決[2013/11/28 11:49]

 参議院選挙では初めての無効判決です。1票の格差が最大4.77倍だった今年7月の参議院選挙は憲法に違反しているとして全国で選挙の無効を求められている裁判で、広島高裁岡山支部は無効判決を言い渡しました。この参院選を巡っては、全国14の高裁や高裁支部で訴えを起こされていて、これが最初の判決です。

 (伊藤佑将記者報告)
 判決言い渡しは28日午前10時に始まり、裁判長は「岡山選挙区における選挙を無効とする」と淡々とした口調で主文を読み上げました。
 原告の弁護士:「本当にうれしい。この国が大きく変わる素晴らしい判決を頂いた」
 今年7月の参院選では、選挙区の間で議員一人あたりの有権者数に最大4.77倍の格差がありました。これに対して、弁護士グループは憲法が求める投票価値の平等に反すると、全国14の高裁と支部に選挙無効を訴えていました。岡山選挙区は最も有権者が少なかった鳥取選挙区と3.27倍の格差がありました。広島高裁岡山支部の片野悟好裁判長は、「国会が選挙制度の改革に真摯に取り組んでいたというには大きく疑問が残る」として、選挙は違憲かつ無効だとする判決を言い渡しました。弁護士グループは、「ほかの高裁も岡山で出た判決の論理を破ることはできないのではないか。今後も無効判決が続くと期待している」と話しています。

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