「証明写真用を勝手に…」特定失踪者の写真は別人[2013/12/17 18:54]

 拉致の可能性が高い特定失踪者・加瀬テル子さんとされた写真について、古屋国家公安委員長は閣議後の会見で、実在する別人だったと明らかにしました。

 加瀬さんは1962年に千葉県内の自宅を出て行方不明となり、特定失踪者問題調査会が拉致の可能性が高いとして顔写真などを公開しました。2004年には、北朝鮮から持ち出されたとされる写真の女性について、「加瀬さんと同一人物の可能性が高い」などとする独自の鑑定の結果も公表しています。古屋委員長は会見で、警察庁の担当者が写真の女性と直接接触し、加瀬さんではないと確認したことを明らかにしました。女性は「証明写真用に撮影したもので、勝手に使われた」などと話したということです。警察庁は、今後も拉致の可能性が排除できない事案として調査を進めていくとしています。