被害発生から1世紀…「イタイイタイ病」全面解決へ[2013/12/18 00:05]

 富山県の神通川流域で発生した「イタイイタイ病」の被害者団体と原因企業の三井金属が、全面解決の合意文書に調印しました。

 三井金属・仙田貞雄社長:「皆様方に対して、衷心より謝罪申し上げます」
 神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会・高木勲寛代表:「カドミウム被害が起きてから百有余年の歳月を経た本日、私はかつてない言葉にできない緊張感と大変な思いを持って、この席におります」
 イタイイタイ病は、神通川上流にある三井金属がカドミウムを垂れ流したことに起因する病気で、1968年に国が全国で初めて「公害病」に認定しています。今回の合意では、公害病に未認定でも、カドミウムによる腎臓への影響が確認された人に対し、一人あたり60万円の一時金の支払いが盛り込まれています。これで、国が推定する最初の患者の発生から100年余りで、ようやく全面解決に至ることになりました。