“待機高齢者”52万人超に…4年で10万人増加[2014/03/27 00:02]

 特別養護老人ホームの入所を待っている高齢者の数が、前回の2009年度調査から4年間で10万人以上増え、52万人に上ったことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、食事や入浴など日常生活のサポートを受けられる特別養護老人ホームへの入所を待つ高齢者は、2013年度には全国で52万4000人に上ります。前回の調査があった2009年度は42万1000人で、4年間で10万人以上増えました。また、入所の優先度が高い要介護4から5の人も8万7000人となり、約2万人増えています。厚労省は、要介護度が高い高齢者が入所できるようにする一方、在宅介護の整備を進める方針です。

こちらも読まれています