寺田逸郎新長官「国民にとって信頼できる機関に」[2014/04/02 05:54]

 最高裁判所の新長官に寺田逸郎氏(66)が就任し、「国民にとって信頼できる機関でありたい」と抱負を語りました。

 最高裁・寺田逸郎新長官:「(国民にとって)信頼できる、あるいは身近に解決が求められる機関でありたい」
 寺田氏は法務省で民事局長を務めるなど、通算20年以上にわたって法務行政に携わりました。寺田氏の祖父は裁判官で、父も第10代長官を務めた寺田治郎氏です。親子2代での長官就任は初めてです。来月で導入から5年になる裁判員裁判については、「おおむね責任を果たしつつ推移している」としながらも、「課題は少なくない」として、裁判のスピードアップなど幅広い検討を深めたいと語りました。

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