鹿児島・脱線の観光特急 徹夜の復旧作業続く[2014/06/23 05:46]

 鹿児島県で大雨の影響で崩れた土砂に観光列車が乗り上げて脱線した事故で、現場では夜を徹した復旧作業が続けられています。

 事故は21日、指宿市で、JR九州の観光列車「指宿のたまて箱」が線路脇の斜面から流れ出した土砂に乗り上げて脱線し、乗客乗員15人が重軽傷を負ったものです。JR九州は22日午後9時からこの後、23日午前6時まで、現場の脇を通る国道の一部を全面通行止めにして復旧作業を続けています。午前3時、クレーン2台で脱線した車両をつり上げ、レール上に戻す作業が慎重に行われました。この後、台車を付け替え、別の列車を使って指宿駅まで運ぶ予定です。なお、現在も運転再開の見通しは立っていません。

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