東京女子医大医療事故問題 大学の学長を解任[2014/07/07 22:43]

 使用が禁止されている薬を使い、2歳の男の子が死亡した医療事故を巡り、東京女子医科大学病院は7日、大学の学長を解任したと発表しました。

 東京女子医大は、笠貫宏前学長を解任した理由について、「医療事故に対して、偏向した情報を社会に公開し、混乱を招いた」などとしています。東京女子医大では、医療事故を巡って大学側と病院側の内部対立が起きていて、笠貫前学長は、これまで病院の理事長らの退陣を求める会見などを開いていました。
 解任された東京女子医大前学長・笠貫宏氏:「今回の(解任の)理由について、全く正当性がないと私は考えている」
 遺族側は、「学校の内部対立を理由に、真相の究明が遅れていることは許せない」としています。

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