鹿児島大学構内にタランチュラ 注意呼び掛ける[2014/07/30 05:51]

 鹿児島大学の構内で、毒グモのタランチュラが見つかりました。

 黒っぽい胴体と太めの足、褐色の毛がびっしりと生えている「ローズヘアータランチュラ」。チリやアルゼンチンなど主に南米に生息する毒グモです。鹿児島大学のキャンパス内で28日午後6時ごろ、掃除をしようとした職員が見つけました。サークル活動で多くの学生が大学に残っていましたが、被害などは報告されていないということです。
 毒グモを発見、鹿児島大学学生生活課・瀬戸口透さん:「(Q.見つけた時の印象は?)いるはずがないものがいるなと…。学生や周りの人に危害が及んだり、何かあったらいけないなと捕獲した」
 ローズヘアータランチュラは毒を持ち、かまれると赤く腫れるため、素手で触るのは危険です。鹿児島市のペットショップにも扱う店舗があり、1万円ほどで販売されているということです。大学は他にも構内に毒グモがいる可能性があるとして、学生や職員に注意を呼び掛けています。

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