「西之島」斜面崩落の危険が 父島に津波の恐れも[2014/08/19 11:53]

 東京大学地震研究所は、噴火活動で急成長を続ける小笠原諸島の西之島で、現在のペースで噴火が続くと島の一部が崩落し、最大1mの津波が発生する可能性があることを明らかにしました。

 西之島が崩落する危険性を指摘したのは、東大地震研究所の前野深助教です。前野助教によりますと、西之島が今後、数カ月から1年にわたって今の活発な勢いのままで噴火活動を続けると、溶岩が島の急斜面に積み重なり、一部が崩落する危険性があるということです。また、溶岩が海に崩落することで、東に約130km離れた小笠原諸島の父島に最大1mの津波が押し寄せる可能性も指摘しています。津波の到達については、崩落の17分から20分後になるとみていて、「住民が避難するために島の崩落を把握できる仕組みが必要だ」として、津波計を設置するなどの対策が必要だとしています。

「映像:海上保安庁撮影」
「東大地震研HP 津波シミュレーション」