「凍結止水」また先延ばし…東電・福島第一原発[2014/09/23 05:58]

 福島第一原発で高濃度の汚染水がたまった地下の坑道への対策について、今月中に凍らせて水を止めるとしていた目標時期が先延ばしになることが分かりました。

 第一原発では、高い濃度の汚染水が2号機海側の坑道にたまった状態になっています。東京電力は、坑道とタービン建屋の接続部分を凍らせて止水したうえで汚染水を抜き取る計画でしたが、思うように凍結が進まず、7月から大量の氷やドライアイスを投入しても完全な凍結には至っていません。東電は、新たに水中で固まるセメントなど複数の止水材を投入して接続部分を埋める方針で、来月中旬にも作業を開始したい考えですが、順調にいっても当初の見込みより2カ月も止水が遅れる公算です。また、3号機の坑道にも約6000tの汚染水がたまっていますが、抜き取るめどは立っていません。