性犯罪の厳罰化で 「法務大臣肝煎り」検討会設置へ[2014/09/30 13:52]

 性犯罪の罰則に関して議論を行う、松島みどり法務大臣肝煎りの検討会が立ち上げられます。

 松島みどり法務大臣:「性犯罪に対する罰則が強盗罪に比べてバランスを欠く、短い、軽いということを主張してきた。性犯罪の罰則に関する検討会をスタートさせます」
 今の法律で、強姦致死傷罪の罰則は「無期または5年以上の懲役」なのに対して、強盗致死罪は「死刑または無期」となっています。松島大臣は、今月3日の就任会見でも「物を取るより、性犯罪の方が軽く扱われるのは社会の常識と離れている」などと訴えていました。設置される検討会は、弁護士、警察関係者、大学教授のほか、臨床心理士も名を連ねていて、12人中8人が女性です。来月に初会合を開き、性犯罪の罰則などについて幅広く意見交換を行う方針です。松島大臣は「(法務省の)取り組みの早さに感動すら覚えている。私の任期中に道筋を付けたい」と抱負を語りました。

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