小惑星探査機「はやぶさ2」を11月30日に打ち上げ[2014/10/01 00:15]

 4年前、小惑星から微粒子を採取して地球に帰還した「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」が、11月末に打ち上げられることが決まりました。

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を11月30日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げることを発表しました。「はやぶさ2」は、2018年には約3億km離れた小惑星に到着し、砂や微粒子を採取する予定です。今回調査する小惑星には、水や有機物もあるとされ、採取したサンプルの分析によって、太陽系の起源や地球誕生の手掛かりが得られることも期待されています。下村文部科学大臣は、「多くの国民の期待に応えて、東京オリンピックが開催される2020年に帰還することを期待している」と話しました。

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