御嶽山、火山活動と土石流の懸念 住民から不安の声[2014/10/06 11:54]

 台風の接近で、御嶽山での捜索活動は中断したままになっています。

 (山岡秀喜アナウンサー報告)
 岐阜県と長野県にまたがる御嶽山周辺は、6日午前8時ごろに台風18号の暴風域に入り、時折、強い雨と風がありました。ただ、頂上から12km南に位置するこの公園では、午前10時ごろから日が差すようになりました。ただ、5合目より上は、まだ雲に隠れています。御嶽山周辺では5日から6日午前10時までに109.5mmの雨が降りました。継続している火山活動に加え、まとまった雨が降り、土石流の発生も懸念されたことから、ふもとの駅では不安の声が聞かれました。
 地元の人:「商売やっていると、これは死活問題。ちょうど重なって大変です」「二次災害、土石流なども心配ですね」
 御嶽山周辺はこれから天気が回復する予報で、長野県の災害対策本部は、捜索再開に向けて、まずヘリコプターで現場を偵察する方針です。ただ、再開できたとしても時間は限られていて、本格的な活動は7日以降に持ち越しとなります。

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