国内最大の越冬地で死んだツルは鳥インフル[2014/11/30 05:57]

 国内最大のツルの越冬地、鹿児島県の出水平野に飛来したマナヅル1羽から、毒性の強い鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

 出水平野では、23日に衰弱したマナヅル1羽が見つかり、その後、死にましたが、検査の結果、毒性の強いH5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが分かりました。鹿児島県は、対策本部を設置してウイルスの養鶏場への拡散を防ぐ対応を協議したほか、環境省も来月2日から現地に調査チームを派遣します。出水平野では今年、1万4000羽を超えるツルの飛来が確認されています。

こちらも読まれています