1300人以上が孤立状態 大雪で徳島の山間部[2014/12/07 17:30]

 強烈な寒波による大雪で、徳島県の山間部では住民1300人以上が孤立状態になっていて、自衛隊員らが除雪や住民の安否確認を本格化させています。孤立しているのは、つるぎ町と東みよし町にまたがる地域、そして三好市池田町の合わせて706世帯、1346人です。

 新たに孤立状態が分かったのは、池田町の4地区に住む521世帯、984人です。陸上自衛隊員らが7日午後から、道路をふさいでる倒木の撤去や除雪など道路の復旧作業にあたっています。徳島県では、つるぎ町と東みよし町でも孤立地区があり、県によりますと、午後4時現在、706世帯、1346人が丸2日以上、地区から動けずにいます。四国電力によりますと、孤立地区を含む県西部の1641戸で停電しているということです。孤立解消に時間が掛かりそうなことから自衛隊員らがヘリで孤立地域に入り、住民の安否確認に乗り出しました。三好市のスキー場で、滞在していた男性職員4人が緊急避難としてヘリで救出されましたが、今のところ病気やけが人の情報はないということです。

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