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オウム真理教の元信者・高橋克也被告(56)の裁判は、20日から猛毒のVX襲撃事件の審理に入り、検察側は「VXに殺傷能力があることを認識していた」などと指摘しました。
1995年1月、東京・港区で、「オウム真理教被害者の会」の永岡弘行さん(76)が猛毒のVXを掛けられ、一時、意識不明となり、大阪でも会社員の浜口忠仁さん(当時28)がスパイと間違われ、VXで殺害されました。高橋被告は、この事件で実行役の支援や運転手役を務めたとされています。20日の冒頭陳述で検察側は、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚が説法のなかでVXが毒ガスであると話したことや、1滴でも付着すれば死に至ることを被告は認識していたと指摘しました。一方、弁護側は「教団が作ったVXに人を殺す能力があるとは思わなかった」などと反論しました。午後には、永岡さん自身が当時の状況などを証言します。
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