「交渉に行く用意がある」イスラム学者 中田教授[2015/01/22 11:50]

 「イスラム国」とのパイプを持つとされる大学客員教授の男性が東京都内で会見を開き、「救出の交渉に行く用意がある」と話しました。

 同志社大学客員教授の中田考氏は去年8月、イスラム国の司令官から「人質となっている湯川遥菜さんについて、裁判をしたいので来てほしい」と要請があったことを明らかにしました。中田氏は、9月にイスラム国に入りましたが、空爆による混乱で湯川さんと会えないまま引き返したということです。
 同志社大学・中田考客員教授:「72時間という時間は、我々にとって、あまりにも短すぎる。もし交渉ができるようであれば、私自身『イスラム国』に行く用意がある」
 中田氏は、現在もイスラム国と連絡を取ることができるとしています。また、身代金については、シリアやイラク難民支援に限定して、イスラム国のなかで活動する国際援助団体に提供するべきだと提案しました。

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