東電、汚染水の年度内処理を断念 トラブル相次ぎ[2015/01/23 15:00]

 東京電力は、福島第一原発のタンク内に保管している高濃度汚染水を2014年度内にすべて処理するという当初の目標を断念したことを明らかにしました。

 東京電力・広瀬直己社長:「大変、申し訳なく思っております。このペースで行ってしまいますと、5月中の全量完了という形になってしまいます」
 東電はおととし9月、安倍総理大臣に対し、敷地内のタンクにたまった汚染水の処理を今年3月末までに完了すると約束していました。放射性物質を取り除く設備を相次いで投入し、汚染水の処理にあたっていますが、トラブルが続いたり、当初の見込みより稼働率が上がらなかったことなどから、なお28万tが処理されないまま残っています。東電は目標を修正し、改めて今年5月までの全量処理を目指すとしています。