センター試験「理科」で得点調整 17年ぶり2回目[2015/01/23 20:22]

 今年の大学入試センター試験の理科で、17年ぶりに得点調整が行われることになりました。

 大学入試センターは、22日までに大部分にあたる約53万人分の得点の集計を行いました。その結果、平均点が出題範囲の広がった新課程の「生物」で48.39点、浪人生だけが受けられる旧課程の「物理I」で69.93点となりました。同じ教科のなかで、20点以上の差が出たため、理科の5科目で得点に応じ、最大8点を加える得点調整をすることになりました。大学入試センターは、「新たな出題範囲での難易度の設定は難しく、努力はしたが、残念な結果となった」としています。得点調整は、1998年以来、17年ぶりで、2回目になります。

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