「地域の力で守る気持ち」文化財予防デーで消防訓練[2015/01/26 18:24]

 文化財防火デーの26日、東京・明治神宮外苑の絵画館で、大規模な消防訓練が行われました。

 訓練は、国の重要文化財に指定されている明治神宮外苑の聖徳記念絵画館で、地震による火災が発生したという想定で、地元の消防団など約120人が参加して行われました。消防隊員が来館者を避難させた後、ポンプ車が一斉放水しました。大江秀敏消防総監は「貴重な文化財を次の世代につなぐため、地域の力で守る気持ちを高めてほしい」などと話しました。文化財防火デーは、1949年1月26日に法隆寺の金堂の壁画が燃えたことをきっかけに制定され、訓練は61回目になります。

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