高浜原発3・4号機、再稼働へ 新規制基準で「合格」[2015/02/12 11:52]

 原子力規制委員会は、福井県にある高浜原発3、4号機が新しい規制基準に適合していると認定しました。高浜原発は、防災計画の作成が義務付けられている30km圏が福井、滋賀、京都と3つの府と県にまたがり、17万人以上の人口を抱えています。それだけに、原発のある福井県以外からも安全性についての説明や綿密な避難計画を求める声が強まっています。

 関西電力はおととし7月、高浜原発3、4号機について審査するよう申請しました。規制委の指摘を受け、これまでに地震に対する建物の強度や想定される津波の高さを見直し、対策工事を進めています。再稼働に向けた「合格証」が出るのは、鹿児島県の川内原発1、2号機に続いて2例目です。再稼働は早くても夏以降になる見込みです。避難計画を巡って国は今年1月、専従職員7人を福井県に派遣し、急ピッチで避難計画の策定を進めています。ただ、避難のための大量のバスの確保や複数の避難経路をどう確保するかなど、課題が山積しています。一方、京都府や舞鶴市などから安全性について地元に説明を求める声が出ていて、他の自治体にも波及する可能性があります。

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