「減額は違憲」と国を提訴 鳥取の年金受給者[2015/02/18 05:57]

 鳥取県内の年金受給者24人が「年金の減額は違憲」として、国を相手に提訴しました。

 年金の受給額は2000年度以降、デフレに伴って年々、引き下げられています。これまで政府は特例措置として受給額を上乗せしてきましたが、将来の年金財政を見据えて2013年の10月分から特例を段階的に解消し、年金は減額されていました。17日に提訴した鳥取県内の年金受給者らは、「特例の解消は物価が上昇した局面で実行される想定だったはず」「減額は憲法で定められた『健康で文化的な最低限度の生活』を侵害する」として、2013年度分の減額の取り消しを求めました。今後、全国で同様の提訴が予定されているということです。

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