「指紋鑑定」とは どうやって個人を特定するのか[2015/02/18 16:32]

 約20年前、東京・八王子市で起きたスーパー「ナンペイ」事件で急展開です。女子生徒2人が縛られた粘着テープから指紋の一部が採取され、10年ほど前に死亡した男の指紋とほぼ一致していたことが分かりました。「指紋鑑定」とは、どのように行われるのでしょうか。

 指紋はそれぞれ個人で固有の特徴があり、また一生変わらないことから、個人を特定するのに世界的に採用されています。事件の捜査のために2つの指紋が同一人物かどうかを判定するためには、警察に保存されている照合用の指紋のデータベースと採取した指紋を比較していきます。まず、「紋型」といわれる全体の形を比較します。この紋型が一致したら、今度は「隆線」と呼ばれる指紋にある線上の隆起を比較します。隆線は、切れたり分かれたり、あるいは渦を巻いていたりと約100の特徴点が存在するといわれています。そのうち12カ所が一致すれば、同一の指紋と特定されます。この12カ所が一致する確率は1兆分の1です。今回、男と一致した指紋は8カ所で、その確率は1億人に1人ということです。

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