辺野古の市民座り込みに文章で“撤去”指導 政府[2015/02/20 00:05]

 新基地建設に抗議して沖縄県名護市のキャンプシュワブ前で座り込む市民らに対し、政府は、市民が設置したテントを撤去するよう文書で指導しました。

 キャンプシュワブゲート前の道路を管理する北部国道事務所は、市民らが抗議のために設置しているテントなどが交通の妨げになっているなどとし、撤去を指導する文書を持って現場を訪ねました。文書による指導は今回が初めてです。
 平和運動センター・山城博治議長:「今の沖縄の状況のなかで、そういうことが許されるのかということに憤りを感じる。『文書一枚で撤去せよ』と、聞かなければ機動隊投入ですよ」
 市民らは文書の受け取りを拒否したということです。
 沖縄総合事務局・高井嘉親企画調整官:「適切に道路の使用を呼び掛けているだけですので、住民運動を排除しているという意思は全くございません」
 総合事務局開発建設部の高井企画調整官は「自主的に撤去されるものと思っている」として、今月26日までの撤去を求めています。

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