東京電力 汚染水全量処理は5月末まで間に合わず[2015/03/17 05:55]

 福島第一原発でタンクに保管されているすべての汚染水について、東京電力は、目標としていた5月末までに処理が終わらないことを明らかにしました。

 東京電力は当初、2014年度中に汚染水約60万tを処理する計画でしたが、今年1月、年度内の処理は難しいとして、目標を5月までに延期していました。その後、16日になって、海水を多く含む約2万tについては処理が間に合わず、さらに数カ月掛かる見通しであることを明らかにしました。「高性能ALPS」と呼ばれる改良型の浄化装置を使っても海水の成分が障害となり、時間が掛かるためとしています。また、原子炉建屋などの周囲の地面を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土遮水壁」についても、今年度中としていた凍結の開始が来月にずれ込むことを明らかにしました。