排水路汚染水の流出問題 東電が放出量推定値を報告[2015/03/25 18:44]

 福島第一原発で比較的高い濃度の汚染水が排水路から外海に流れ出ていた問題で、東京電力は、放射性物質の放出量の推定値を原子力規制委員会に示しました。

 この問題は、原子炉建屋の屋上にたまった放射性物質が雨水と一緒に排水路から外海に直接、流れ出ていたものです。東電は、去年4月から今年2月まで流出した汚染水のデータを公表していませんでした。25日に示されたのは、公表されていなかった10カ月間の放射性物質の推定値で、ベータ線を出す放射性物質の総量を2300億ベクレルとしました。この数値は、同じ期間に汚染された地下水が港湾内に流出した分と比較すると、約10分の1にとどまります。一方、東電は、福島第一原発の敷地境界線量が今年度の目標である年間2ミリシーベルト未満を達成する見込みであると明らかにしました。